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真空パックとスピーカー

久石ソナ @sona_hisa は日常と作品の中に住む準備をしています。

長崎ひとり旅で感じたこと〜後編〜

3月14日。小浜温泉は最高温度105度という超高温の温泉街である。その温泉の温度を利用した蒸し料理が多く存在する。朝食は蒸し野菜をメインとしたものであった。

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朝風呂を済ませ、刈水地区へ。車が入れないというのはその言葉の通り、道が狭いということを指していた。

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山道に多くの古民家が立ち並び、そこからは小浜の街と海が見えた。

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ここに住むことを考える。KIRINJIの「日々是観光」が流れるような気分だ。
松山巖氏の「建築はほほえむ」という本に、
子どもたちは、家と家の間の狭い路地、庭先、小屋の陰、床下、空き地といった場所を、自分たちで自分たちの遊び場に変えた。
という文章があり、それを思い出す。きっと、刈水地区にはそういう子どもたちの遊び場が点在するのだろう。

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海を眺め、小浜温泉のパン屋のパンを買い、バスへ乗り込み長崎市内へ向かう。

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長崎市内に到着したとき、日差しは気持ちよく浮かれた気分で路面電車に乗り込む。路面電車には住んでいる人と観光客でいっぱいであった。
出島という駅名で降りる。出島の周りは埋め立てで建物が多く存在する。そんな中にポツンと出島は資料館として当時を再現している。

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ブラタモリの長崎編で、道路の下に橋があり、それが急な経済の発展、すぐに道を作らなければなかった、という(確かそんな感じだった気がする)紹介をされていたところにたまたまたどり着き、橋が今でも陰ながら頑張っているんだな、と思う。

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その橋の近くにグラバー園があり、グラバー園には行かずそのまま、長崎市内を見てみようと思い、上へ進む。登り坂に息が切れつつ、それでも民家は入り組んでいる。

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それが面白くてきょろきょろしながら登っていくと、突然民家は減り、山道へ続く道になる。さらに登っていくと、頂上に公園があり、そこから長崎市内を見渡せる。海のぼんやりとしたところに軍艦島らしきものを感じる。

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これが長崎なのか、と静かな昼間に揺られる。


降りるのは容易かった。けれども、これほどまでに入り組んでいる細道は初めてで、分かれ道はどちらが面白そうな道かという基準で決める。

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坂道といえば、オランダ坂が有名だとくうかいで出会った地元の人に教えてもらった。オランダ坂へ向かっている途中、猫の溜まり場にでくわし、獣くささを感じる。

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坂に道を作った人たちは偉大だな、とそんなことを思いながらオランダ坂を後にし、中華街、そして、ちゃんぽんの発祥の店、四川楼へ。五階建ての大きな建物の中にはちゃんぽんの歴史が学べる資料館もある。

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相当な席数があり、多くの人がちゃんぽんを食べていた。私もちゃんぽんを注文し、食べる。今までそれほど多くのちゃんぽんを食べてきたわけではないが、ここまで美味しいちゃんぽんは初めてであった。驚いたのは、この大人数のお客さん(別フロアには修学旅行生単位の来客者もいる)にこのクオリティのものを提供できることだ。それは職人技だと感じた。

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飛行機の時間が迫ってきている。
長崎駅目の前のバスセンターからバスに乗り、空港へ向かう。
もっと見るべきところはたくさんあるのだろう、と長崎の街並みを飛行機の窓から眺める。

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